テルミサルタンの効果

テルミサルタンとは、血圧を下げる効果のある薬です。
一般的にはミカルディス錠等の名前で販売がされています。
この薬には、アンジオテンシンⅡという体内物質の活動を抑制する働きがあります。
アンジオテンシンⅡには、血圧を上げるという作用があるため、その活動を抑える事で血圧を下げる事が出来るのです。

テルミサルタンは主に高血圧症の治療に用いられますが、それ以外にも心臓病や腎臓病の治療にも効果があると考えられています。
血圧を正常に保つ事は、心臓病等の病気になるリスクを下げる事に繋がるからです。

テルミサルタンは経口服用タイプの薬です。
基本的に成人の場合には1日1回40mgを服用します。
ただし、最初は20mgから始めて、徐々に増やしていくという服用方法をとります。
ちなみに用量は年齢や症状の重さ等によって変わるので、医師の指導に従って正しく服用する事が大切です。

また、この薬は飲み合わせが禁止されている薬があったり、服用が禁止されている病気があったりします。
そのため、診察の際には自分の持病や服用している薬、アレルギー等について医師にきちんと伝える事が重要です。

テルミサルタンは効果が期待出来る薬ですが、副作用が起きる場合があります。
代表的なものとしては、眩暈や頭痛等があります。
違和感を感じたら、速やかに医師に相談する事が大切です。

メタボの人にもミカルディス40mg

近年では、メタボリックシンドロームに対しての注意喚起がおこなわれています。
メタボリックシンドロームとは、高血圧と高血糖と脂質異常のうち2つ以上の症状が出ている状態のことです。
いずれも大きな病気を引き起こす要因となるため、さかんに注意が呼びかけられているのです。

特に注意が必要なのが、高血圧です。
高血圧とは、血液を流す力が強くなりすぎる状態のことです。
血管内に脂肪がこびりついたり、血液中に脂肪が多く溶け込んでドロドロの状態になったりすると、血液は流れにくくなります。
しかし血液が流れないと人間は死んでしまうので、体は無理にでも血液を流そうとします。
この力が過剰に強くなることが高血圧で、高血圧になると血管破裂のリスクが高くなります。
破裂した場所が脳や心臓だと、命にかかわります。

そのためメタボリックシンドロームの人、またはそうなる可能性の高い人には、ミカルディス40mgが処方されます。
ミカルディスは血管の収縮を抑える作用のある薬です。
血管が収縮しなくなると、血液は流れやすくなり、その結果血圧は下がるのです。

ミカルディス40mgは、中央に溝があり、割って20mgずつにすることができます。
したがって高血圧の度合いによって、服用量を調節することが可能です。